カテゴリー別アーカイブ: ガラス加工

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ギャラリーぼんと

畠山さんの作品

畠山さんの作品

ギャラリーぼんと

ギャラリーぼんと

「ギャラリーぼんと」こと畠山さんは、2000年に故郷の八幡平市(岩手県)に戻り、自宅兼ギャラリー「ぼんと」をオープンしました。畠山さんが作るとんぼ玉は、花とんぼといわれるとんぼ玉で、一般的なとんぼ玉と違い、きれいな花模様が特徴です。

作品は花とんぼの核となる花を作ることから始まります。美しく咲くように特殊なガラスを使い、製作します。全国のギャラリーや個展等に1年の半分近く作品を持って出かけます。なにより嬉しいのはお客様と対面し、気に入ったものを購入していただいたり、作品に対する生の言葉を聴くことだそうです。

展示会では1,000点近く作品を展示する事もあります。一個一個手作りなので、二つとして同じ作品は無く、どれも一品物ばかりです。「このように作品を多く持って展示するのは私くらいではないか」と言っておられました。

作品は、全国を飛び回りながらの合間に作ることなります。一年のうちで、静かに製作するのに最適な季節は冬。寒さと春への思いを巡らしながら、ギャラリーの薪ストーブの火を眺め、イメージが降りてくるのを待って、一気に作ります。「ただ作るだけなら、それなりに作れますが、良い作品を作る場合、この・・・降りてくる・・・を大切にしています」出来上がりの作品をイメージし、色のコラージュを工夫をします。最も気の抜けない部分で、この時ばかりは電話はおろか、チャイムにも出ません。

とんば玉の制作に集中して自宅にいられる時期は冬場で、この時期にギャラリーを訪れれば、新作を手にする幸運に巡り会えるかもしれません。

とんぼ玉作りの技法が親から子へと伝えられているのも「ギャラリーぼんと」さんの特徴です。父のライフワークであるとんぼ玉製作を志す息子さんも、日々修行しながら作品を作っています。親子二代のとんぼ玉作家は珍しい。父の目には厳しさがあります。

岩手県八幡平市松尾寄木1-500-6 八幡平温泉郷からまつ荘


凛クラフト

山口博之さんの作品

山口博之さんの作品

工房凛クラフト

工房凛クラフト

立春が過ぎ、岩手山から吹き下ろす風にも心なしか春を感じる季節。凛クラフトの工房をお尋ねしました。暦ばかりの春とはいえ、まだこの時期は雪もちらほら。盛岡の中心部から国道455号を車で北に30分ほど。山間に仕事場を構える「工房凛クラフト」。代表の山口博之さんにお話をお聞きしました。山口さんは北海道紋別市生まれ。芸術をこころざし、東京、名古屋、海外ではインドなど、各地を回り見聞を広めました。岩手には学生時代、岩手大学特設美術科に席を置いたこともあり、自身の郷里に似ているこの地に工房を構えました。独自の方法で木とガラス樹脂との融合作品を作り続けています。作品は木肌を生かした自然の造形を思わせるオブジェ。木と水色のガラス樹脂が意外なまでに溶け合って、実に見事な作品です。2007年には第63回現展(現代美術家協会)2部門(立体造形部門2点・立体工芸部門1点)の計3部門に入選し、オリジナリティあふれる作品は高く評価され、国立美術館に展示されました。現在工房では、近々予定されている個展に向けての作品制作に取り組んでいます。

工房凛クラフト
盛岡市玉山区やぶかわ95-6