あすみ工房

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あすみ工房

高校時代に美に興味を持ち東北生活文化大学生活美術学科に進んだ小山さん。自由な校風もあり、絵画はもちろん彫刻やデザイン、工芸のなど多岐にわたり美術全般を自由に学びました。「最初から陶芸をすると決めていたわけではありませんでしたが、平面より立体、そして不定形の粘土から想いを形にしていく事がとても気に入りこの世界に進むことを決心しました」

卒業後は宮城県蔵王町にある蔵王焼万風窯の豊原弘之氏に師事。ここでは蔵王山麓の土を運び粘土を作り、電動ロクロや手びねりで色々な作品も作り、わらを燃やし灰にして釉薬を調合することも、穴窯を焚くための赤松を運んで薪割も行い、日々陶芸に明け暮れる毎日でした。年2回、春と秋の穴窯の火入れの時には先生の知り合いや生徒達が大勢集まりお祭りのようで5日間にも及ぶ窯焚きの盛り上がりと緊張、窯出しの際の興奮は特別なものだったそうです。またお客様との交流は楽しくも学ぶ事が多い経験であり、5年間で陶芸に関する全てをここで勉強したそうです。

独立にあたり師匠から「落ち着いてから窯を開くのでは、何時までたっても開けない、岩手で直ぐに窯を開きなさい」との言葉もあり、平成15年(2003)にあすみ工房を開き今年で7年目になるそうです。「わたしの工房では日常食器を中心に灯油窯で焼いていますが、このときの作品づくりが原点になっています」

小山さんの作品は必ず故郷、石巻の土を混ぜて作ります。大学卒業の制作に取り組む時、生まれ故郷の土を作品に使うことを考え、最初は石巻市内の粘土を探して歩き見つけた粘土を使って作っていたそうです。ところが同じ粘土が実家にもある事がわかり、今はこの粘土を混ぜて使っています。

小山さんは子育てもあり一関市を中心に地元で活動しており、工房のほかには近くの道の駅厳美渓や市内の温泉などでも作品を求めることができます。展示会は世嬉の一酒造【黄金の国陶芸展】、ギャラリー土夢【女流作家に5人展】また1年に1回は地元を離れ平成9年大学を卒業した仲間達と行う仙台メディアテークでの【ライフワーク展】には普段とは違う作品も出品しています。また万風窯時代のように陶芸の面白さを伝えてゆきたく陶芸教室も開いています。厳美渓に遊びにいらした際は気軽にお立ち寄りください。

あすみ工房
〒021-0101 岩手県一関市厳美町八幡沢58-1
0191-29-3300